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口付けはどんどん深くなっていく。
弘海はまるで何かに酔ったみたいに、夢中になってショーンの口付けを受け止めた。
ようやく唇を離したときには、弘海の目は完全に潤んでいて、吐息は弾んでいた。
ショーンは弘海をうつ伏せにすると、するりとGパンを脱がせてしまった。
弘海は驚いたが、とりあえずは抵抗せずにショーンの好きにさせた。
ショーンは下着も脱がせてしまうと、以前にもさんざん虐められたその場所に舌を滑り込ませてきた。
「……っ……!!!」
そのもどかしいような感覚に、弘海は耐えた。
布団に爪を立て、その感覚に耐え続けているうちに、もっと強い刺激が欲しくなってくる。
「……っショーン……」
「ん……?」
「な、何でもない……っ……」
言いかけた言葉を必死に飲み込んで、弘海はかぶりを振った。
いったい何を言おうとしていたのだろう。
弘海は自分が恐ろしくなった。
まだショーンは執拗に弘海の後ろに舌を這わせ続けている。
やめて欲しいとも言えず、耐え続けているうちに、弘海の吐息はすっかり乱れていた。
「弘海……前も硬くなってるぞ……」
前の異変を指摘されて、弘海は耳まで赤くなる。
「ま、まだ……終わらないの?」
抗議するように言うと、ショーンはまだだ、と答えて舌を動かし続けた。
そのうちに弘海の前をショーンは手のひらで握りこんだ。
「……んんっ、ぅっ……く……ん……っ……」
全身をひくひくと震わせながら、弘海は与え続けられる快楽に耐える。
やがて舌の感触が消えたと思うと、今度はそれよりももっと硬いものがそこに入り込んできた。
どうやら指を使い始めたらしい。
指を一本、二本と内部にねじ込まれ、弘海はまた感じたことのない感覚が体の奥からこみ上げてくるのを感じた。
「……っん、ぁっ、あっ……あぁっ……」
前を手でしごかれ、後ろには指を入れられ……。
今の自分の状態を想像しただけで、弘海は涙が出そうなぐらいに恥ずかしかった。
ショーンを回復させたいという気持ちもあるけれど、こみ上げてくる未知の感覚に夢中になりつつある自分も理解していた。
ショーンはそんな弘海の変化を知り尽くしているかのように、じっくりと、弘海の状態を見極めながら責めてくる。
「……ショーン……」
「ん……?」
「な、何でもない……っ……」
「どうしたんだ、さっきから?」
「ごめん……何でもないから……続けて……」
ショーンは言われたとおりに続ける。
けれども、本当は弘海はもっと強い刺激が欲しかった。
それを何度も言おうとして、言ってしまえば何かのラインを超えてしまいそうな気がして言えなかった。
「……ぅっ、んんっ……ぁっ、あっ、んんっ……」
泣き出しそうな声で喘ぎながらも、少しずつ確実に、弘海の体は高まっていった。
ショーンの指が動くたびに、敏感になった粘膜が擦られる。
その感覚は恐ろしいほどに鋭くて、舌で攻められる時のものとはまるで違っていた。
「弘海の中に入りたい……」
ショーンは耳元で囁くように言った。
「駄目か?」
「……っ……」
弘海はすぐには答えられなかった。
ショーンの言葉が、最後までしたいという意味だということが解ったからだ。
ここまで濃厚な行為を許しておいても、その先に進むことにはやはり強い抵抗があった。
「……ごめん、駄目……」
弘海のその答えに、ショーンはがっかりした様子も見せず、労わるように首筋や頬に何度も口付けをした。
「悪かった……」
ショーンはそう言い、弘海を導くために先端から先走りを滴らせる屹立を巧みにしごいてくる。
「……っぁ……んんっ……あっ、ぁっ……」
「遠慮せずにイッていいから……」
「あ……ショーン……っ……んんっ、あっ、はぁっ……!」
弘海の吐息はさらに荒くなり、ショーンがもたらす快楽だけにすべての神経が集中する。
「ショーン……イ……イク……ッ……!」
弘海が限界を告げると、ショーンはひときわ強く屹立を握り締めた。
弘海はショーンの手の中に欲望を解き放った。



「大丈夫か?」
「うん……ちょっとだるい……」
長い時間をかけて責められたせいか、弘海は全身の倦怠感を感じていた。
嫌な倦怠感ではないけれども、起きて何かをしようとは思えなかった。
ショーンはグラスに入れた水を弘海に手渡した。
「ありがと……」
「明日も早いのか?」
「明日は……どうしようかな……ショーンが大変だったから、休んでいいって言われたんだけど……」
「休んだほうがいいかもな。お前、熱があるぞ」
「え……」
自分ではまったく気づかなかったが、言われてみればどことなく体が熱い。
「そこの棚に体温計があるから取って」
ショーンに頼んで体温計を取ってもらい、弘海は熱をはかってみた。
「う……ホントだ……熱がある……」
「言葉に甘えて明日は休んだらどうだ?」
「そうする……」
この2日間、ほとんど眠っていなかったことも影響しているのかもしれない。
特に酷い風邪をひいているわけではなさそうだけど、明日は休ませてもらったほうが良さそうだと思った。
「ショーンは……大丈夫?」
「ああ……さっきのでずいぶん回復した」
「そっか……良かった……」
「ありがとう……」
素直に礼を言うショーンに微笑んで、弘海は気になっていたことを聞いた。
「うん……ね、ここを出た後……どうなったの? 廊下に血があったから、すごく心配してたんだ……」
「追いかけられて……とにかく遠くへ逃げた。まともに相手をする余力はなかったからな……それで、相手をまいて、とりあえず戻ってきた……」
「そっか……大変だったんだね……」
「戻ってきたのはいいが……マンションへの入り方が解らなくて……そのうちに力が尽きた……」
「マンションの入り方? 鍵渡しただろ……?」
「鍵を使えばよかったのか……」
「オートロックのところに鍵を差し込んでも開けることが出来たのに……」
「覚えておく……」
「ごめん、ちゃんと教えておけば良かったね……」
弘海はちょっと後悔した。
外へ出るために鍵を渡したのだから、鍵の使い方もちゃんと伝えておくべきだった。
「でも、無事でよかった……」
弘海が言うと、ショーンは笑った。
「お前に会いたくて……戻ってきた……」
その言葉にどう答えて良いかわからなくて、弘海は目を閉じた。
ショーンの気持ちに応えることが出来ないことが、心苦しかった。
気がつくとショーンは弘海の手を握り締めていた。
その温もりに妙な安心感を覚えて、弘海はいつしか眠りの中に落ちていった。



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EDIT [2012/01/18 08:21] 猫目石のコンパス Comment:0
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