FC2ブログ
2019/08:- - - - 1 2 34 5 6 7 8 9 1011 12 13 14 15 16 1718 19 20 21 22 23 2425 26 27 28 29 30 31

ショーンの顔が近づいてきたのを感じて、弘海は瞳を閉じた。
ゆっくりと、ショーンの唇が重なってくる。
大きくて柔らかなその唇の感触が、ショーンが戻ってきたということを弘海に実感させる。
(本当にショーンとキスしてるんだ……)
魔力を補給するため……という理由はもうなくて、今はただそうしたいからしているという感じだった。
もっとショーンを感じたくて、弘海は背中に回した手に力を込めた。
唇を重ねたまま、ゆっくりとショーンの体が弘海の体に覆いかぶさってい来る。
その重みが、今はとても嬉しかった。
ショーンは手で弘海の頬を撫でながら、何度も角度を変えて唇を重ねてくる。
弘海は自分から唇を開いた。
ショーンの舌がその合間から入り込んでくる。
その舌を自分の舌で受け止めながら、絡ませあう。
キスをしているだけなのに、体がぞくぞくと震えた。
「ん……っ……んぅ……っ……」
弘海はもどかしい気持ちになって、吐息を喘がせる。
キスよりももっと深くショーンと繋がりあいたいと思う。
その気持ちが通じたのか、ショーンは弘海の衣服に手をかけてきた。
「んふ……っ……ん……っ……ぅっ!」
ショーンの手が、弘海の衣服を脱がせていく。
弘海の肌にじかにショーンの手が触れると、またぞくぞくと全身が粟立った。
今日の弘海の体は、何だか生まれ変わったみたいに敏感だった。
ショーンが与えてくるすべての刺激に、驚くほど反応してしまう。
けれどももう以前のように、ためらいや罪悪感のような気持ちはまったくなかった。
もっと触れて欲しい……今は何のためらいもなくそう思えることが嬉しい。
ショーンのことが好きだ……それを認めただけで、こんなにも気持ちが楽になって、気持ちいい。
「ん……ふ……んんぅ……く……っ……」
ショーンの手が弘海の肌を優しく撫でる。
その手の動きに合わせるみたいに、弘海の吐息が弾む。
「ん……っ……ぁっ……はぁっ……」
「弘海……」
名を呼んで、再びショーンは唇を重ねてくる。
何度だってキスをしたいと弘海も思った。
「ショーン……好き……っ……」
「俺も弘海のことが好きだ……」
素直に気持ちを伝え合えることが、とても幸せなことだと思う。
ずっと素直になれなかった。
何となく自分の気持ちには気づいていたけれど、それを認めてはいけないとブレーキをかけ続けてきた。
そのブレーキをようやく外すことが出来て、弘海の気持ちは今、行きたい方向に素直に動き出している。
「んっ……ふ……ん……ん……っ……」
唇を重ねながら、ショーンは弘海の中心に触れてきた。
「あっ……ぁっ……!」
もうそこは待ち焦がれていたかのように屹立し、先端から先走りを滴らせていた。
ショーンはすべてを理解しているかのように、弘海の昂ぶりに手で刺激を加えてきた。
あまりにも強く直接的なその刺激に、弘海は喉を引きつらせた。
「んっ……ショーン……っ……!」
「どうした?」
「さ、触ったら……早く……出ちゃいそう……」
「気にしなくていい……出したいときに出せ……」
「ん……」
甘えるように頷いて、弘海はショーンの体にしがみついた。
ショーンの手は休まずに動き続け、弘海を昂ぶらせていく。
「んんっ……ぁっ……ん……あぁっ!」
弘海は恥ずかしいのも忘れて、声をあげて喘いだ。
今はショーンが与えてくる快楽に夢中になっていた。
ブレーキを外された体は、恐ろしいほどに快楽に素直に従う体になっている。
「あっ、ぁっ……んっ……んん……っ!」
「気持ちいいか?」
「ん……気持ち……いい……っ……!」
久しぶりに刺激を与えられたこともあって、弘海の限界はすぐにやって来た。
ショーンの手の動きに導かれるように、弘海は快楽の階段を一気に駆け上がっていく。
「イッちゃ……っ……んっ……あっ!」
「イッていいぞ」
「んっ、あっ、っああぁっ!」
ガクンと大きく体を跳ねさせ、弘海はショーンの手の中に欲望を放った。
「っ……ん……ぁ……っ」
手についた残滓を長い舌で舐めとると、ショーンは嬉しそうに笑った。
「今日は弘海が素直だ」
「だ、だって……もう自分の気持ちに嘘をつかなくていいから……」
「素直な弘海に惚れ直しそうだな……」
ショーンは囁くように言って、再び弘海に覆いかぶさってきた。
「ショーンも服……脱いで……俺だけ裸なんて恥ずかしいよ……」
抗議するように言うと、ショーンは頷いて衣服を脱ぎ始めた。
その逞しい体が弘海の目に晒される。
薄く筋肉をまとったショーンの体は、とても健康的で、痩せぎすの弘海からしてみたら羨ましいほどだった。
うっとりと見つめる弘海の目を、ショーンは覗き込んでくる。
「……いいか?」
ショーンに聞かれて、弘海はすぐにその意味を悟った。
頷くのは少しだけ勇気が必要だった。
それでもこくんと頷いた弘海を、ショーンは強く抱きしめた。
ショーンの肌が直接弘海の肌に触れてきて、弘海は今までで一番ショーンと密着していると思った。
両足を大きく開かれると、羞恥のあまり弘海の瞳は潤んだ。
その場所にショーンの昂ぶりが押し当てられ、弘海は全身を強張らせてしまう。
「もっと力を抜け……」
苦笑するようにショーンに言われても、なかなか力を抜くことが出来なかった。
「だ、だって……どうやって……抜けばいいか……解らない……」
ショーンは笑って、また唇を重ねてきた。
そして、先ほど欲望を放ったばかりの弘海の前に触れてくる。
「ん……っ……ショーン……っ……」
口付けと前に触れられる感覚とにうっとりしているうちに、ゆっくりと弘海の入り口がこじ開けられた。



にほんブログ村 小説ブログ BL小説へ
にほんブログ村

ブルーガーデン
  


関連記事

EDIT [2012/02/12 08:13] 猫目石のコンパス Comment:0
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

日生桔梗

Author:日生桔梗
オリジナルの18禁BL小説を書いています。

下記のランキングに参加しています。
よろしければ投票をお願いします!
にほんブログ村 小説ブログ BL小説へ
にほんブログ村



駄文同盟

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新トラックバック