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呼吸を整える間もなく、両足を開かれた。
まだこういう状況に慣れていないこともあって、弘海は少し緊張していた。
すぐにそれに気づいたショーンは、弘海の両足から手を離して顔をのぞきこんできた。
「大丈夫か?」
「う、うん……」
弘海の緊張をほぐすように、ショーンは頬や首筋に口づけをしてくる。
それでもいったん強張ってしまった体は、そう簡単には元に戻らなかった。
「どうしてそんなに緊張してるんだ?」
「だ、だって……俺……そんなに慣れてないし……」
ショーンと最後までしたのは、まだ数えるほどだ。
いったい何をどうしてどうなるのかという手順はわかっても、自分の体の中に他人が入ってくるという感覚には、なかなか慣れることは出来ない。
「俺を信用しろ」
「信用はしてるけど……慣れるには時間がかかるよ……」
「怖くなったら、すぐにやめるから」
「うん……」
「続けても大丈夫か?」
「大丈夫……」
大丈夫……と返事をしてみたものの、やはり両足を開かれ、そこにショーンの昂ぶりを押し当てられると体が強張ってしまう。
「もう少し力を抜けるか?」
「ん……抜いてるつもり……なんだけど……」
「ぜんぜん抜けてない」
ショーンは笑う。
「こっちも触ったほうがいいな……」
ショーンは先ほど達したばかりの弘海の前に触れてきた。
ショーンの手が触れただけで、あっという間に前は硬さを取り戻していく。
それに合わせるかのように、弘海の体から強張りが少しずつ溶けていった。
「ん……あんん……っ……」
ショーンの手に触れられると、弘海の先端は先走りを溢れさせ、喜びをあらわにする。
ある程度、体の力が抜けてきたところで、ショーンは弘海の高ぶりから手を離した。
不思議な香りのするオイルを手に取ったショーンは、それを弘海の入り口に丁寧に塗りこんでいく。
「ん……っ……ぅっ……冷たい……っ」
ショーンの指先が入り口の付近をまさぐると、体中がざわめくような感じだった。
入り口を執拗に指で弄られているうちに、弘海の体の強張りはすっかり溶けていた。
それを確認したショーンは、弘海の両足を割ってその合間に入ってきた。
硬く屹立したショーンの昂ぶりが、たっぷりとオイルを塗りこんだその場所に押し当てられる。
「そのまま……力を抜いて……」
「ん……」
なるべく体に力を入れないように気をつけながら、ショーンが入ってくるのを待つ。
ショーンはゆっくりと入り口を押し広げるようにして、弘海の中に入ってきた。
「ん……っ……ぅぅ……っ……んはっ……」
入り口をじっくりと慣らしてくれたこともあって、痛みや嫌な感じはまったくなかった。
それよりも、まるで熱の塊のようなショーンの昂ぶりが奥へと押し込まれるたびに、体の中がざわめいた。
そのざわめきの正体が何なのか、弘海は何となく理解していた。
ショーンがゆっくりと動き始めると、体の奥のざわめきは、快楽という明確な感覚に変化していった。
「ぁ……っ……んんっ……っく……」
不思議なぐらいに、体がふわふわとしていた。
敏感な粘膜がショーンの昂ぶりによって擦り上げられるたびに、弘海の吐息は乱れていく。
「ん……ぁっ、んあっ……はぁっ……」
「痛くないか?」
「ん……痛くない……」
「もう少し動いてみる……」
「ん……」
弘海の様子を慎重に伺いながら、ショーンは自分の動きを調節しているようだった。
そのおかげで、弘海は自然と快楽を受け入れることが出来ていた。
「……っあんっ……ん……っ……あっ!」
少しずつ、ショーンの動きが積極的になっていく。
弘海が痛みを感じず、快楽を感じていることに安心したかのようだった。
弘海はいつの間にか、ショーンの背中にしっかりとしがみついていた。
その様子は、まるでもっと深い結合を求めているようにも見える。
「ん……はぁっ……あっ、ぁっ……んんっ!」
瞳を潤ませ、吐息を弾ませる弘海を見て、ショーンは微笑んだ。
弘海はそんなショーンの微笑みに気づく余裕はなさそうだったが。
弘海の手が、またぎゅっとショーンの背中にしがみついてくる。
「もっと強くしても大丈夫か?」
「ん……大丈夫……」
大丈夫というよりも、もっと強くして欲しかった。
体はショーンに激しく揺さぶられることを望んでいる。
ショーンもそれを理解したかのように、強く弘海を突き上げてきた。
「あっ、んんっ……はぁっ……あ、んっ!」
弘海の吐息は激しく乱れていた。
快楽がその体の大部分を支配し、その頂点を目指して勝手に疾走を始める。
こうなるともう弘海には体の暴走を止めることが出来なかった。
ただショーンにしがみついて、導かれるままに走り続けるしかない。
不安も恐怖も恥ずかしさも、すべて置き去りにして、弘海は快楽に翻弄されていく。
「っああぁっ!! はぁっ……ショーン……っ!」
「……どうした?」
「もっと……して……」
「ああ……」
ここまで来るともう、恥ずかしさも気にしてはいられなかった。
体がショーンを求めていて、もっともっとと訴えている。
ショーンは弘海が望むように、その体を激しく揺さぶるようにして突き上げていく。
ショーン自身も限界が徐々に近づいてきていた。
そのことは弘海にも伝わってきた。
自分の体内を出入りするショーンの昂ぶりが、入れたばかりの時よりも熱く大きくなっている。
「あぁっ、あっ、はぁっ……も、もう……イキそ……っ!」
「ああ……俺もだ……」
「ショーン……好き……っ……!」
「俺も……弘海のことが好きだ……」
弘海は囁くショーンの声を聞きながら、しがみつく手にさらに力を込めた。
「あっ、ぁっ……イ……イク……っ!」
体を激しく痙攣させながら、弘海は達した。
まるでそれを見届けたように、体の中にショーンの熱い迸りが流れ込んでくるのを感じた。
ショーンの大きな体が、脱力したように弘海の体に覆いかぶさってくる。
「ほとんど……一緒だったね……」
「ああ……」
ショーンが弘海の体を抱きしめてくるので、弘海もショーンに抱きついた。
二人で作った温もりを、いつまでも共有していたいと弘海は強く思った。



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EDIT [2012/02/20 08:16] 猫目石のコンパス Comment:0
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