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まだ潤んだままの瞳の弘海に、ショーンの唇が重なってくる。
ゆっくりとベッドに押し倒され、弘海はショーンに体を委ねた。
肌と肌がぴったりとくっつくように重なり合う。
その温もりが、じんわりと肌を通して体の中心まで染み渡ってくるようだった。
「いつも思うけど……ショーンの体ってあったかい……」
「俺は弘海の体のほうが温かいと思うが……」
「どっちもあったかいってことだよね……」
お互いに笑いあったところで、どちらからともなく再び唇を重ねた。
キスをしていると、相手の気持ちがとてもよく伝わってくると弘海は思う。
ショーンがいかに弘海のことを大切に思ってくれているか、愛してくれているかということが、唇を通して伝わってくる。
その感覚を他人に上手く説明することは出来ないけれど、弘海はショーンの気持ちが唇を通して伝わってくるその瞬間が好きだった。
「ん……っ、ん……っぅ……」
唇の間からショーンの舌が入り込んでくる。
もっと密着したい……繋がりたいとショーンが訴えてくるようだった。
弘海ももちろん、同じ気持ちだ。
弘海は自身も舌を絡ませながら、そのもどかしい気持ちを伝える。
けれどもショーンは、まるで焦らすみたいに弘海の口腔を貪るのを楽しんでいるようだった。
「……ぅんっ……ん……ふ……んく……っ……」
弘海はもどかしい気持ちを堪えながら、ショーンの口付けを受け止める。
本当は早くもっと深く繋がりあいたかった。
ショーンもそう思っていると考えていたけれど、飽きもせずに弘海の口腔に入れた舌を動かしながら、何度も角度を変えて唇を重ねてきた。
そんなふうにされているうちに、弘海の吐息はすっかり弾んでしまっている。
「ショーン……ね……そろそろ……」
それ以上の我慢が出来そうになくて、弘海はとうとうおねだりしてしまった。
「そろそろ?」
弘海の言いたいことは解っているはずなのに、わざと意地悪にショーンは聞いてくる。
「だ、だから……そろそろ……お願い……」
「何を?」
「もう……意地悪……しないで……」
吐息を喘がせながら、弘海は抗議する。
くすりとショーンが耳元で笑った。
「どうして欲しいか、言って欲しい」
「今日のショーンは……意地悪だよ……俺がして欲しいことなんて……解ってるだろ?」
「それでも、ちゃんと弘海の口から言って欲しい」
「う~……」
ときどきこんなふうに、ショーンは弘海にストレートな表現を求めてくることがある。
ずいぶん慣れたつもりでいたけれど、はしたないお願いをストレートに言うのはやっぱり恥ずかしかった。
でも、体はもうそれ以上の我慢が出来そうになかった。
「ショーンの……入れ……て欲しい……」
まともにショーンの顔を見ることが出来なくて、弘海はショーンの胸に顔を埋めたまま言った。
言い終わると、羞恥に耐え切れなくて、涙がこぼれてきた。
そんな弘海を労わるように、ショーンが優しく髪を撫でてくれる。
「ありがとう……弘海がちゃんと言ってくれて嬉しい」
「うん……」
ショーンの胸から離れようとしない弘海に、ショーンは苦笑する。
「離れないと、入れることが出来ないぞ」
「だって……」
恥ずかしくて顔を見られたくない。
そんな気持ちが伝わったのか、ショーンは弘海をうつ伏せにさせた。
そのまま腰を引きあげ、寄せると、ゆっくりと昂ぶりを挿入してきた。
「あっ、あっ……ああぁっ!!」
待ちわびていた感覚が体に与えられ、弘海は体を震わせた。
ショーンの昂ぶりはゆっくりと、でも確実に弘海の体の奥まで入り込んでくる。
「あっ、ぁ……ショーン……っ……!」
いつものように顔をじっと見られているわけではないから、恥ずかしさは少しマシだった。
けれども、自分が今、どんな格好をしているのかを考えると、やはり恥ずかしくてたまらない。
「んぅ……っ……あっ、ぁっ……はぁっ……」
いつの間にかショーンの昂ぶりは、根元まで弘海の体の中に収まっていた。
「動いても大丈夫か?」
背後からそんなふうに囁かれ、弘海は何度も首を頷かせた。
ショーンがゆっくりと動き始める気配がする。
それと同時に、後ろの粘膜が強い力で擦り上げられる感覚があった。
「あっ、ぁっ……っああ……んっ、あっ、ああっ!」
声が出るのは押さえられなかった。
ショーンの動きは次第に積極的になっていく。
それに合わせるかのように、弘海の吐息もさらに弾んでいった。
「んんぅっ……あっ、ぁっ……はぁ、はぁっ……!」
体の中でショーンが動いている感覚が、弘海の敏感な粘膜を通して伝わってくる。
たとえ男同士だって、こうしてひとつになれるということを、一番実感できる時だ。
「あっ、ぁ……っ、あぁっ、はぁっ、っああ!」
時折、予想外の感覚が唐突にやって来、弘海はそのたびに吐息を荒く弾ませる。
慣れた体位ではないから、新鮮な刺激が多いのかもしれない。
「どんな感じ?」
ショーンが耳元で囁いてきて、弘海は一瞬、現実に引き戻された。
先ほどまでとは違い、ゆっくりとした突き上げを続けながら、ショーンは弘海の返事を待っているようだった。
「ど、どんなって……せ、説明できないよ……」
「俺は弘海の中に溶けてしまいそうな感じ」
「そ、そう……」
「弘海は?」
「俺は……すごく……気持ちいい……」
言ってから、弘海は少し落ち込んだ気分になった。
「ごめん……ショーンみたいに詩的な表現が出来なくて……」
「いや、いい……よく伝わってきた」
ショーンは笑って、再び強く突き上げてくる。
その強弱の落差に、弘海の体は激しく反応した。
「やっ、あっ……あっ、い、いきなり……激し……っ……」
その強い刺激に、弘海は一気に限界が目の前まで迫ってくるのを感じた。
「だ、駄目っ……俺……先にイッちゃう……っ!」
「イッていい、俺もさっきイッたし」
「で、でも……こんな……っ……っあ、あっ、あぁっ!!」
弘海はぎゅっと強くベッドのシーツを握り締めた。
体が限界を訴えるようにガクガクと震え始めている。
「や……イッちゃ……あっ、あぁっ……イク……っ!!!」
限界を宣言した弘海を追い詰めるように、ショーンは奥まで突き入れた昂ぶりで、激しく揺さぶってくる。
「っああ、あああぁっ!!!」
大きく背をそらせ、全身を激しく震わせながら、弘海は限界を迎えた。



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