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「……っぁん……ショーン……っ……!」
気がつけば、いつの間にか衣服も下着もすっかり脱がされてしまっていた。
いつものことだが、いったいいつの間に脱がされてしまったのか、弘海はあまりよく覚えていなかった。
「んあ……っ……!」
ショーンの手が中心の昂ぶりに触れてくる。
そこはたっぷりと先走りを滴らせ、ショーンが触れてくるのを待ちわびているかのようだった。
その状態を知られるのが恥ずかしくて、弘海は身をよじる。
けれども、しっかりと弘海の中心をつかんだショーンの手は、それを離さなかった。
「んっ、ぁっ……んん……っ……!」
ショーンの手に昂ぶりを刺激され、鋭い快楽が全身を駆け抜けたが、まだ理性が残る頭は、恥ずかしい声を必死に押し殺そうとする。
昨日の夜も同じことをしたばかりなのに、こんなにも毎回恥ずかしくなってしまうのは何故だろうと弘海は思う。
いい加減に慣れてしまって、素直に気持ちよくなることが出来れば良いのに……。
「……ぁっ、あっ……ん……っ……ぁ……んっ……」
必死に声を押し殺そうとする弘海を見て、ショーンがくすりと笑った。
「声……無理に我慢しなくてもいいぞ」
「で、でも……ここけっこう壁薄いんだよ……」
抗議するように言うと、ショーンはさらに笑う。
「どうせいつも最後は……」
「あああああ、それは言わないで~……」
ショーンが言いかけたとおり、最後はいつも隣の壁のことなど気にせずに喘いでしまっているのだが。
それを冷静に指摘されると、恥ずかしくてどこかの穴にでも入りたくなってしまう。
すっかりなみだ目になった弘海に、ショーンは優しく口付けをする。
「弘海のどんな声も、どんな表情も……俺はすべて好きだ。だから全部見せて欲しい」
「でも……俺は恥ずかしくて嫌だよ……」
「俺にだけ、見せればいい」
「ショーンにしか見せれないよ……」
「それでいい」
ショーンは嬉しそうに言って、唇を重ねてくる。
こうして体を重ねあうことはとても幸せな時間だ。
けれども、自分でも知らなかった自分をショーンによって引き出され、弘海はときどき途方に暮れたように戸惑ってしまうこともある。
その戸惑いも何もかも、ショーンは受け止めてくれると解っていても、呆れられてしまわないかとか、嫌われてしまわないかとか不安になってしまう。
「……俺の恥ずかしいところ見て……ショーンは呆れたりしない? 嫌いになったりしない?」
不安を我慢できなくて、弘海は聞いてみた。
「弘海はもっと俺のことを信じろ」
「ん……信じて……るよ……」
「俺はどんなお前の姿を見ても、呆れたりしない。まして嫌いになんてなるわけない。そうだろう?」
「うん……解ってる……つもりだけど……」
「もっといろんなお前が見たい。弘海のことが好きだから……」
ショーンはそう言うと、弘海の首筋に吸い付いてきた。
「……ぁっ、んんっ……ぁ、あ……」
「弘海のことが好きだから、見たいんだ……」
ショーンのその言葉に、弘海の体はすべて溶け出してしまいそうだった。
ふわふわと体が宙に浮いたみたいになって、余計な力はすべて抜け落ちた。
「あっ……んんっ……ショーン……っ……!」
まだショーンが入ってきたわけでもないのに、体中がまるで絶頂寸前みたいに昂ぶっている。
ショーンの唇が肌に触れるだけで、全身が痺れるようだった。
「や……だ……そこ……っ……」
「ここが気持ちいい?」
「う、うん……いい……けど……気持ちよすぎて……」
体の力が良い具合に抜けたことも影響しているのかもしれない。
今日の弘海はまるで全身が性感帯になったみたいに、どこに触れられても感じてしまう。
「あっ、はぁっ……あ、ん……っ……あぁっ……」
「弘海の体……すごく熱くなってる……」
「だ、だって……今日は何だか……感じすぎちゃって……体が変なんだ……」
「もっと変になってもいいぞ」
「そ、それは……さすがに……後で後悔しそうだし……」
「俺はもっと乱れる弘海が見たい」
「ショーンはそれでいいかもしれないけどっ……!」
言いかけた言葉を塞ぐように、ショーンの唇が強く重なってきた。
「ん……っ……んぅっ……ん……ふ……っ……」
キスをしているだけでもイッてしまいそうなほどに興奮している。
弘海は自分からショーンの背中に手を回して抱きついた。
「ね……来て……」
我慢できずにおねだりすると、ショーンも弘海を抱きしめ、耳元で囁いた。
「入れても大丈夫か?」
「うん……」
「今日は弘海が上になってみるといい」
「え?」
「ほら……」
腰をつかまれ、ひょいっと持ち上げられる。
ショーンの体の上に弘海は乗せられ、戸惑ってしまった。
この後どうすればいいのかわからない。
とりあえず、目の前にあるショーンのモノを入れれば良いのだろうけど。
「自分の良いように動いたらいい」
「う、うん……」
そう言われても動くことの出来ない弘海に、助け舟を出すようにショーンが言った。
「腰を浮かせてみて」
「わ、解った……」
言われたとおりに腰を浮かせる。
弘海の入り口に、ショーンの硬い一物が当たる感覚がした。
「ゆっくり……腰を落としてみて……」
「う、うん……」
ゆっくりと、そのままショーンの昂ぶりを飲み込むようにして腰を落としていく。
「あ……ぁ……っ……あっ……ぁあっ……!」
自分で腰を落としているというのに、ショーンの昂ぶりの圧倒的な存在感に驚いてしまう。
「あぁ……っ……ぁっ……ああ……っ……!!」
いつもとは違う感覚で入ってくるショーンの昂ぶりが、いつもとは違う快楽を弘海の体に与えてくる。
一気に中に入れてしまうのは、少し怖い気がした。
弘海はゆっくりと、少しずつ、腰を落としていく。



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